日本酒の分類方法には決まりがあります。
「特定名称酒」という言葉を聞いたことはありませんか?
よく、
「純米大吟醸は高くて美味しいお酒だよ」
「本醸造は飲みやすくて水みたいだね」
なんて会話をしている人いますよね。
では、
「純米大吟醸」
「本醸造」
とは何か説明できますか?
この記事の目的
特定名称酒の種類を覚え、特徴を説明できるようにする。
法律で決められた特定名称酒の種類
日本酒は清酒の製法品質表示基準によって原料と製法で8つに分類されています。
この特定名称酒をグループに分類するとわかりやすい!
グループの特徴ごとに色分けをしました。
各グループの特徴を覚えれば、特定名称がどんな日本酒なのかがわかるでしょう!
- 純米
- 本醸造
- 特別
- 吟醸
- 大
この5つのグループに分けてそれぞれの特徴に注目しましょう!
特定名称酒の分類ポイント
特定名称酒早わかり表
日本酒のラベルを見ると「精米歩合50%」と表記してあるにもかかわらず、「純米吟醸酒」と明記してある場合があります。
上の表を参考にすると、精米歩合50%ならば「純米大吟醸酒」と表記してもいいはずです。
特定名称酒の条件は満たしてはいるが、造り手の何らかの思いによりその名称を名乗っていない場合このような表記になっていることがあります。
例えば、一つの酒蔵で「精米歩合40%」と「精米歩合50%」で造っている2種類があります。
どちらも「大吟醸酒」と名乗れますが、差別化したいので一方を「吟醸酒」と名乗る。
このように、条件を満たしているのにあえて名乗っていない日本酒も多々あります。
まとめ
・特定名称酒は原料と製法で8つに分類される!
・5つのグループに分類してそれぞれの特徴を覚えよう!
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